葬儀を通して感じたこと、考えたこと

葬儀を終えて永代供養にしたご先祖さま

わたしは今関東に住んでいるのですが、先祖のお墓は九州と関西にあります。これだと、なかなかお墓参りに行くのも大変です。親戚の中で、都合の合う人がなるべくきちきちと行くようにしてはいましたが、やはり親戚一同も高齢になってきて、長旅が大変になってきました。また、交通費がかかるので、その点でも大変なのです。そこで、ある程度の葬儀を終えたあとで、永代供養にすることにしたそうです。これなら、お寺の方でお墓を管理してくれたり、お位牌を安置していただいて、毎朝お経を上げてもらえるのです。しばらく行けないでいるときに、お墓が荒れ放題になっているのを想像すると、いつも胸が痛んでいたので、これはとても安心な方法だと思います。

お寺にお願いして預かってもらうことにしたのですが、それでもときどき、都合がいいときにはお墓参りに行くようにしています。先日も、親戚のおじさんとわたしと母親で、お墓参りに出かけてきました。ちょうどそちらの方面に3人とも用事があったので、お墓のある町で落ち合って、お参りと、お寺へのご挨拶をしてきたのです。お寺のご住職とも長い付き合いですので、故人の思い出話が弾みました。お寺の周辺を案内してもらい、こんな花が咲いているんですよ、などと他愛のない話をして、大変心が温まりました。これは、普通に事務的にお墓参りをするだけでは味わえない、何とも言えない心のつながりだと思います。人任せにしてしまう、と罪悪感を感じるのではなく、このような交流を楽しみましょう。

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